第105回看護国試

【2022年最新版】第105回看護師国家試験午後②

平成28年2月14日(日)に実施された第105回看護師国家試験

厚生労働省ホームページ(第102回保健師国家試験、第99回助産師国家試験、第105回看護師国家試験の問題および正答について)を参考に編集・作成

看護師国家試験 第105回の午後61~70

看護師国家試験 第105回午後

61)日本の平成24年(2012年)の高齢者の健康に関する意識調査において最期を迎える場に関する希望で最も多いのはどれか

①自宅

②医療施設

③福祉施設

④高齢者向けのケア付き住宅

看護師国家試験 第105回午後

62)レスパイトケアの主な目的について適切なのはどれか

①高度な治療を集中的に行う

②家族へ介護方法の指導を行う

③居宅サービス料金を補助する

④介護を行う家族のリフレッシュを図る

看護師国家試験 第105回午後

63)訪問看護サービスの提供の仕組みで正しいのはどれか

①主治医の意見書が必要である

②計画外の緊急訪問の費用は徴収できない

③サービスの導入の決定は訪問看護師が行う

④主治医の特別指示書による訪問看護は医療保険サービスとして提供する

看護師国家試験 第105回午後

64)看護基準の目的で最も適切なのはどれか

①看護の質の保証

②個別的な看護の促進

③看護業務の負担の軽減

④高度な看護技術の提供

看護師国家試験 第105回午後

65)新生児標識について正しいのはどれか

①沐浴時には児の標識を外す

②標識は1個装着すればよい

③装着する時期は母児同室を開始する直前である

④母親に児を引き渡すときは母子の標識を照合する

看護師国家試験 第105回午後

66)山村部で地震による家屋倒壊と死者が出た災害が発生し、3週が経過した避難所では、自宅の半壊や全壊の被害にあった高齢者を中心に10世帯が過ごしている。高齢者の心のケアとして最も適切なのはどれか

①認知行動療法を行う

②自分が助かったことを喜ぶよう説明する

③地震発生時の状況について詳しく聞き取る

④長年親しんだものの喪失について話せる場をつくる

看護師国家試験 第105回午後

67)2国間の国際保健医療協力を行うのはどれか

①国際協力機構<JICA>

②国際看護師協会<ICN>

③国連開発計画<UNDP>

④国連食糧農業機関<FAO>

看護師国家試験 第105回午後

68)体温に影響しないのはどれか

①運動

②食事

③ふるえ

④不感蒸泄

⑤精神性発汗

看護師国家試験 第105回午後

69)貪食能を有する細胞はどれか

①好酸球

②Bリンパ球

③線維芽細胞

④血管内皮細胞

⑤マクロファージ

看護師国家試験 第105回午後

70)流行性角結膜炎の原因はどれか

①淋菌

②緑膿菌

③クラミジア

④アデノウイルス

⑤ヘルペスウイルス

看護師国家試験 第105回の午後71~80

看護師国家試験 第105回午後

71)ビタミンの欠乏とその病態との組合せで正しいのはどれか

①ビタミンA — 壊血病

②ビタミンB1 — 代謝性アシドーシス

③ビタミンC — 脚気

④ビタミンD — 悪性貧血

⑤ビタミンE — 出血傾向

看護師国家試験 第105回午後

72)日本人の食事摂取基準(2015年版)で、身体活動レベルⅠ、70歳以上の男性の日の推定エネルギー必要量はどれか

①1,450kcal

②1,850kcal

③2,000kcal

④2,200kcal

⑤2,500kcal

看護師国家試験 第105回午後

73)触診法による血圧測定で適切なのはどれか

①血圧計は患者の心臓の高さに置く

②マンシェットの幅は上腕全体を覆うサイズを選ぶ

③150mmHgまで加圧して減圧を開始する

④加圧後に1拍動当たり2~4mmHgずつ減圧する

⑤減圧開始後に初めて脈が触知されたときの値を拡張期血圧とする

看護師国家試験 第105回午後

74)待機的に行う食道静脈瘤硬化療法について正しいのはどれか

①全身麻酔下で行う

②前日に下剤を内服する

③治療後48時間の安静が必要である

④治療翌日の朝から常食を開始する

⑤治療後に胸部痛が出現する可能性がある

看護師国家試験 第105回午後

75)老人性白内障の症状で正しいのはどれか

①涙が流れ出る状態が続く

②小さい虫が飛んでいるように見える

③明るい場所ではまぶしくてよく見えない

④遠見視力は良好であるが近見視力は低下する

⑤暗い部屋に入ると目が慣れるのに時間がかかる

看護師国家試験 第105回午後

76)臓器の移植に関する法律において脳死臓器提供が可能になるのはどれか

①1歳

②6歳

③15歳

④20歳

⑤年齢制限なし

看護師国家試験 第105回午後

77)乳児の髄膜炎などを抑制するため、平成25年(2013年)に定期接種に導入されたのはどれか

①日本脳炎ワクチン

②ロタウイルスワクチン

③インフルエンザワクチン

④麻しん風しん混合ワクチン

⑤Hibワクチン

看護師国家試験 第105回午後

78)生後1、2か月のDown<ダウン>症候群の乳児にみられる特徴はどれか

①活気があり機嫌が良い

②体重増加は良好である

③筋緊張が強く抱っこしにくい

④舌が小さく吸啜が困難である

⑤哺乳の途中で眠ってしまうことが多い

看護師国家試験 第105回午後

79)在胎40週0日、体重3,011gで出生した男児出生後1分、呼吸数60/分、心拍数140/分であった。四肢を屈曲させ、刺激に対して啼泣している体幹はピンク色、四肢にはチアノーゼがみられる。この男児の1分後のApgar<アプガー>スコアはどれか

①1点

②3点

③5点

④7点

⑤9点

看護師国家試験 第105回午後

80)関節リウマチで療養している人への日常生活指導で適切なのはどれか

①床に座って靴下を履く

②2階にある部屋を寝室にする

③水道の蛇口をレバー式にする

④ボタンで着脱する衣服を選択する

⑤寝具はやわらかいマットレスにする

看護師国家試験 第105回の午後81~90

看護師国家試験 第105回午後

81)食事摂取基準に耐容上限量が示されているビタミンはどれか

①ビタミンA

②ビタミンB1

③ビタミンB2

④ビタミンC

⑤ビタミンD

①⑤

看護師国家試験 第105回午後

82)水腎症の原因で正しいのはどれか

①前立腺癌

②陰囊水腫

③ループス腎炎

④神経因性膀胱

⑤腎アミロイドーシス

①④

看護師国家試験 第105回午後

83)児童相談所の業務はどれか

①児童の一時保護

②自立支援給付の決定

③不登校に関する相談

④身体障害者手帳の交付

⑤放課後児童健全育成事業の実施

①③

看護師国家試験 第105回午後

84)前腕の内側中央部に創部がある患者で、創部のガーゼがずれないよう固定をする必要がある。伸縮性のある巻軸包帯を使う場合に適切なのはどれか

①創の部位から巻き始める

②包帯を伸ばした状態で巻く

③前腕部の巻き方は螺旋帯とする

④手関節から肘関節まで巻く

⑤巻き終わりは環行帯とする

③⑤

看護師国家試験 第105回午後

85)壮年期の特徴はどれか

①骨密度の増加

②味覚の感度の向上

③総合的判断力の向上

④早朝覚醒による睡眠障害

⑤水晶体の弾力性の低下による視機能の低下

③⑤

看護師国家試験 第105回午後

86)Aさん(63歳、男性)は、胃癌にて胃亜全摘出術後3か月目に誤嚥性肺炎で緊急入院した。食物の通過や排便は問題なかったが、食事摂取量が少なく、術前より体重が10kg減少した。総義歯が外れやすく歯科を受診予定であった。Aさんの肺炎の原因として考えられるのはどれか

①消化管内容物の逆流

②義歯の不適合

③消化吸収障害

④吻合部狭窄

⑤腸閉塞

①②

看護師国家試験 第105回午後

87)眼底検査が必要なのはどれか

①中耳炎

②糖尿病

③麦粒腫

④高血圧症

⑤筋萎縮性側索硬化症

②④

看護師国家試験 第105回午後

88)加齢に伴う心血管系の変化で正しいのはどれか

①心拍数の増加

②左室壁の肥厚

③収縮期血圧の上昇

④圧受容機能の亢進

⑤刺激伝導系の細胞数の増加

②③

看護師国家試験 第105回午後

89)定期巡回・随時対応型訪問介護看護の説明で正しいのはどれか

①介護予防サービスである

②24時間を通じて行われる

③地域密着型サービスである

④重症心身障害児を対象とする

⑤施設サービス計画の作成を行う

②③

看護師国家試験 第105回午後

90)車椅子で日常生活を送る在宅療養者の住宅改修で適切なのはどれか

①床を畳に変える

②玄関を引き戸にする

③廊下と部屋との段差をなくす

④トイレに和式便器を設置する

⑤廊下の幅は車椅子の幅と同じにする

②③

看護師国家試験 第105回の午後91~99

看護師国家試験 第105回午後

91)次の文を読み91〜93の問いに答えよ。Aさん(28歳、女性、会社員)は、夫と1歳の娘との3人で暮らしている。25歳のときに潰瘍性大腸炎と診断され、内服治療を続けてきた。Aさんは27歳で出産後、職場に復帰していたが3か月前から排便回数が増え、便に血液が混入するようになった。1週前から下痢が1日8~10回あり、腹痛や発熱もみられ、外来受診したところ、潰瘍性大腸炎の再燃のため入院することになった。身長158.2cm、体重40.2kg体温38.3℃、脈拍92/分、血圧108/76mmHgであった。血液検査データは、赤血球340万/μL、白血球9,800/μL、Hb7.8g/dL、アルブミン2.5g/dL、CRP5.5mg/dL。Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか

①BMIによる肥満度の判定基準では普通体重に該当する

②貧血は心不全の徴候を示している

③浮腫が出現する可能性がある

④脱水に陥る可能性は低い

看護師国家試験 第105回午後

92)入院後、Aさんは点滴静脈内注射による持続輸液とプレドニゾロン40mg/日の内服とが開始された。入院翌朝、Aさんが「たくさん汗をかいたのでさっぱりしたい」と話したため、看護師は清拭を行うと提案した。体温38.0℃、呼吸数18/分、脈拍82/分、血圧112/72mmHgであった。下痢は0時から6時までで3回あり、倦怠感が強い。看護師が入浴ではなく清拭を提案した理由で適切なのはどれか

①プレドニゾロンの内服

②点滴静脈内注射の実施

③急性増悪

④貧血

看護師国家試験 第105回午後

93)入院後10日、Aさんの状態は改善し、経腸成分栄養剤300mL/日(1kcal/mL)が開始された。Aさんは「入院前も自分なりには気を付けていたつもりだったけど、また悪くならないようにするには退院後はどうしたらいいのかしら」と話した。このときのAさんへの説明で最も適切なのはどれか

①「仕事は今までどおりで大丈夫です」

②「下痢が続いたら炭水化物を減らしてください」

③「経腸成分栄養剤600mLで1日分の栄養が確保できます」

④「悪化のきっかけになるようなことがなかったか一緒に考えてみましょう」

看護師国家試験 第105回午後

94)次の文を読み94〜96の問いに答えよ。Aさん(48歳、男性)は、横断歩道を歩行中に乗用車に衝突され、救命救急センターに搬送された。搬送時、呼びかけに開眼せず、四肢の筋緊張が亢進していた。呼吸数30/分、脈拍60/分、血圧142/98mmHgであった。右側頭部と右肩甲骨部の擦過傷以外に目立った外傷はなかった。搬送時のAさんの様子を図に示す。Aさんの状態はどれか

①項部硬直

②除脳硬直

③除皮質硬直

④間代性けいれん

⑤強直性けいれん

看護師国家試験 第105回午後

95)Aさんは、硬膜下血腫および脳挫傷と診断され、硬膜下血腫に対して開頭血腫除去術が行われた。ICUに入室後、マンニトールの投与が開始された。このときの体位で最も適切なのはどれか

①座位

②腹臥位

③側臥位

④仰臥位

⑤Fowler<ファウラー>位

採点対象から除外する。選択肢に正解がないため。

看護師国家試験 第105回午後

96)術後14日Aさんの意識レベルはジャパン・コーマ・スケールⅠ-2で、左上下肢に軽度の麻痺と左の視空間失認とがあるAさんは座位を保持し、自力で食事を摂ることが可能となったが、左側の食べ物を残す様子がみられる車椅子への移乗は看護師の介助が必要であるが、1人でベッドから降りようとするAさんは右利きである。このときの適切な看護はどれか

①離床センサーを設置する

②右側を意識するように促す

③食器をAさんの左側に配置する

④残した食事は看護師が介助して口に運ぶ

⑤視空間失認が改善してから歩行訓練を開始する

看護師国家試験 第105回午後

97)次の文を読み97〜99の問いに答えよ。Aさん(85歳、女性)は、1人暮らし。他県に住んでいる長男家族がいる。腰部脊柱管狭窄症と診断されているが、ゆっくりとした動作であれば日常生活が可能であり、畑で野菜をつくることを趣味としている。Aさんから尿失禁について外来受診時に相談があった。最近は尿意を感じてから洋式トイレに座るまでに時間がかかり、尿が少量漏れることがある。排尿回数は1日7回程度で、残尿感、排尿痛および排尿時不快感はない咳、くしゃみ及び農作業の動作で尿が漏れることはない。Aさんの尿失禁の種類として考えられるのはどれか

①溢流性尿失禁

②機能性尿失禁

③切迫性尿失禁

④腹圧性尿失禁

看護師国家試験 第105回午後

98)Aさんから「尿が漏れて困ります洗濯物が増えるので、干したり取り込んだりするのが大変ですどうしたらよいでしょうか」と相談を受けた。看護師の対応で最も適切なのはどれか

①テープ付き紙おむつを紹介する

②背もたれ付きポータブルトイレを紹介する

③介護保険の訪問介護を受けた方がよいと説明する

④下着の中に入れて使う尿失禁用パッドを紹介する

看護師国家試験 第105回午後

99)Aさんは、買い物の途中で急に強い腰痛が出現して動けなくなり、入院した。入院後1日腰痛は軽減したが「また痛くなりそうで怖い家に戻りたいけど心配です」と話す。看護師の対応で最も適切なのはどれか

①「痛くなれば、また入院して治療しましょう」

②「入院が長引くと、もっと動けなくなりますよ」

③「1人暮らしが心配なら息子さんと同居したらいかがですか」

④「自宅でも痛みが強くならないような生活の工夫を考えましょう」

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